銃撃戦が終了して第三新東京市警察とネルフによる合同捜査が行われることになった
私は一応当事者であることから警察から事情聴取を受けることに
本当にお金がかかることばかりだ。銃を買うにしてもいろいろとお金が必要になる
それだけの面倒を押し付けられてくるこの現状に私はかなり不満だ
銃1丁を手に入れるだけでもかなりお金が必要なのだから
このお金に関してはいろいろと脅迫をしてでもネルフから回収する必要があるかもしれない
ネルフにとって重要人物を保護したのだから見返りを求めるのは当然の行為だ
誰が好き好んで彼らを守るものか。『咎人』に近い彼らを
金を要求して抵抗するなら私は脅迫するつもりでもいた
ネルフの過去をばらされたくなかったらさっさと金を払えと
ネルフの過去。そこを追及されると彼らは簡単に断れるはずがない
なぜならゼーレの下部組織だったのだから。それをネタに脅迫してもいいのだ。
彼らにとってはその事実が漏れることは自滅行為であることは間違いない

「碇レイさん。あなたのお母さんである碇ユイさんにこう伝えるのね」

すべてのトリガーを引いたのはあなた方だと。
碇ユイさん、『母さん』が引き金に手を当てたとしても、こんな状況になるはずがない
すべては自らの欲望のために多くの全人類だけでなく
私はそういうと第三新東京市警察の事情聴取を受けるために市警察本部に向かった
もちろん乗り込んだ車はパトカーであり、前と後ろにはネルフの保安諜報部の護衛車両付きだ
どう考えても、私に対する圧力をかけるつもりなのだろう
様々なことを知っている私について利用価値があると思っているはず
私としてはネルフと直接的なかかわりを持つつもりはない
確かに間接的なかかわりはあるかもしれないけど、
私はそれを拒絶するつもりでいた。何のために『神様の僕』を利用してくるかはわからない

「ずいぶんとトラブルに巻き込まれることが多いですね」

第三新東京市警察の立石さんと一緒に市警察本部に向かった

「ここ数日だけでトラブルの回数はすごいわね」

「それだけ狙われているということかもしれませんが」

そう。今の私はゼーレやネルフから狙われている
どこから銃弾が飛んでくるかはわからない
安心できる場所を確保するのは簡単なことではない
せっかく大学の寮生活を満喫しているのに、私の知らない裏側で何かが動いている
おかげで迷惑を受けるのは私である
少しはこちらのことも考えてほしいと言いたいところだが、
トラブルを起こす連中にそんな話が通じるわけはあり得ない
少しでも水知らない人たちを巻き込まないようにするためにも安全が確保された場所で寝泊まりをしないと
大学の寮はさすがに危険地帯のど真ん中である
大切な友人を傷つけるわけにはいかない
だからいろいろと考えることが求められるのだ