トラブルになることを避けるために、私は今日は高校が臨時休校を決定したので大学寮に戻ることにした
大きなトラブルにあったのだから高校が臨時休校にするのは当然である
私は職員室で荷物を回収すると高校の目の前にある道路でタクシーを拾って乗り込んだ

「第三新東京大学にお願いします」

私はそう言うとタクシーで第三新東京大学に向かった
これ以上私の影響が出ることは嫌だった
私がネルフに絡まれてから急激なトラブルが大幅に増加した
おまけに『望まぬ必要経費』もかなり増えることになった。
こんなことにならないことを願っていたが状況はそれを許してくれないことははっきりしている。
また闇市場で銃を入手しておかないといけない。
大学の寮には以前手に入れた時の銃がある。
だけどさらに必要になることは今の状況ではほぼ確実である

「本当にお金がないから別のアルバイトでも探さないと」

銃を入手するにはいろいろと面倒なことがある。未使用の銃であることが絶対条件。
もし使用済みの銃がこちらに流れてくると警察などの捜査対象になることは間違いない
捜査対象にされるとネルフからもさらに監視対象にされる
そこまでの展開になってしまうと私の楽しい大学生活が難しくなる
おまけに大学での友人にまで迷惑をかけることになることも想定できる
だからこそ前歴がない新品の銃を手に入れなければならない。
そんな銃を手に入れるとなると値段もそれなりに高くなる
入手ルートも限られてくるので苦労がさらに増加することになるのだ
迷惑をかけるわけにはいかない。
大学の友人に余計な迷惑をかければ友人の将来にまで影響してくるかもしれないのだ
警戒するのは当然の流れである。

「お金が本当に必要になるわね」

いつでも逃亡生活ができるようにそれなりにお金を用意しなければいけない
それも銀行などにお金を預け続けることも危険なことになる
お金の流れを追跡されると簡単に見つかることになる。つまり逃亡生活を続けることは難しくなる
逃亡生活で逃げ続けるようなことをしたくない。
私は自らで生活をしなければならないのだ。
せっかく今の『僕』は私の判断能力でしっかりとした歩みをしている
『昔』のように他人に影響されないで自ら未来を見ながら歩みだしている
妨害されるのは本当に迷惑で邪魔なのだから
だから私はしっかりと自らの考えで将来を考えながら頑張っている

「本当に物入りよね。時給が良いアルバイトを本当に見つけないと」

また同じようなことが発生する可能性はかなり高い