更衣室から職員室に戻ると蒼崎先生ではなく別の女性教師の先生が制服のサイズは問題ないですかと質問してきた
私は問題ありませんと答える
「でも私は外見だけで見られると女装している男子生徒だと勘違いされないでしょうか?」
「大丈夫ですよ。新しくできる友人からはかっこいい同級生だと思われますよ」
気にすることはありませんからと答えてくれた
かっこいいと言われても私は今は女なのだからあまりうれしくない
できれば美人と言われた方が一般の女性としては嬉しいはずだが
私の場合はどちらを言われても嬉しくない
「私としては受け入れてくれるかどうか心配ですが」
「きっと大丈夫ですよ」
女性教師にそう言われながら着替えを終えて蒼崎先生の前に戻ると制服は問題ありませんと伝えた
さすがに私もサイズはちょうどよかったですと伝えると先生が困ると思ったので
同じ女性同士ならまだしも男性には問題ないという言い方の方がトラブルを招くことはない
「これが学校から支給されるノートパソコンです。扱い方はわかりますよね?」
「はい。第2東京市の学校にいた時でも授業で使っていたので」
「ここでもよく使いますので決して壊すことがないように丁寧に扱ってください」
私は蒼崎先生からノートパソコンを受け取るとわかりましたと返答した
今はノートパソコンを使用した授業も多い。大切に扱うのは当たり前である
「そういえばこの手紙を預かっていたから、忘れないうちに渡しておくね」
そういって渡された手紙にはあるマークがあった
ネルフの紋章である。予想通りの介入が入ってきた
私は思わず大きなため息をつきそうになってしまったが、
先生の前でするのは失礼だと考えて何とか耐えた
手紙を受け取ると教室がどこにあるのか質問をして回答を得ると私は3年B組に向かう前に手紙を読んだ
内容はシンプルに言えばネルフのエヴァンゲリオンとのシンクロ実験に参加してほしいということだ
お願いという形をとっているが、これは徴兵のようなものだ
面倒ごとが予想通りにやってきたと思い、頭痛がするかのようなものを感じてしまった
「蒼崎先生。大変申し訳ないのですがお断りしますと伝えていただけますか?」
「良いのかな?」
「私は静かに暮らすためにこの街に移住してきたので。それに物価も第2東京市よりも安いですし」
「わかったよ。そのことはこちらから伝えておくけど対応できないこともあることは理解してもらえるかな」
つまり無理でも徴兵のようなことになるかもしれないということだ
先生にはそこまで状況が進めば止めることなどできるはずがない
ネルフの権限は大きいのだから。その時は私で何とか対応しますと伝えた