私たちは急いで着替えなどを持ち出すと防弾仕様の車でネルフ監察局とネルフ本部があるジオフロントに向かった
今は急がなければならないのだ。
私が今狙われてしまうとユウさんの生命にかかわることになるかもしれない
どこかで妥協が必要であることは十分なほど理解している
それでもどこか恐怖を感じてしまう。本当に『あそこ』は恐ろしい

「大丈夫だよ。カオリちゃん。君は必ず守るから」

「言っておくけど、寝室でカオリとあなたが一緒に寝れるなんて思ってないわよね?」

「ルミナさん。僕は男女の一線を超えるつもりはないし、君に殺されるわけにはいかないから理解しているよ」

「よろしい。わかっていると思っているけど、緊急時以外の私とカオリの寝室に入るのは許可しないわよ」

入ったら火あぶりの刑になると思いなさいとルミナさんはユウさんに注意をしていた
ユウさんもそのあたりはしっかりと理解しているからと
ルミナさんなら本当に火あぶりの刑にすることは想像できた
私を守るためならルミナさんはどんなことでもすることをよく知っている
今までの経験でそのことはよく理解している

「でもカオリちゃんが本当に危険な状態になっていたらルミナさんの約束を破ることになるよ」

「そんな危険な状態にならないと思うけど、そういう時は許可するわ」

非常事態だから仕方がないわと。
ルミナさんは私を守るためには本当に手段を選ぶことを知らない
私が汚い光景を見ないようにするために全面戦争になったとしても、
隠し通していくつもりであることは間違いない
それはユウさんも同じかもしれない。
ユウさんも私を守るためには手段を択ばない方向で事を進めていくかもしれない

「それにしてもルミナさんもあの家にかなりの武器を隠しているみたいだね」

ユウさんの言葉に私はルミナさんが私たちの家に入ってきた時に見せた対物ライフルのことを言っていることを理解した
バレットM82を隠し持っているとなると、
ルミナさんの家には武器庫と同じくらいの銃火器が隠されているのかもしれない
本当にところがどうなのかについてはあまり知りたくないことではあるが

「一応聞きますけど、ルミナさんが住んでいた家にはどれくらいの銃があったんですか?」

「私は武器庫代わりに利用しているからかなりあるわよ。それもジオフロントの寮に移さないといけないけど」

するとユウさんは良かったら一部を借りることはできないかなとルミナさんに質問していた

「それは自分の銃では対応できないからと言っているのかしら?」

「今回のことでよく理解したよ。長距離狙撃銃とアサルトライフルを貸してもらえると助かるけど。だめかな?」

今回の場合はまさか遠距離狙撃なんて派手なことをしてくるとは思っていなかった
それもネルフ本部がある第三新東京市で。