クラスに戻ってくると教室内では多くの生徒が楽しそうに話をしていた
私は別に興味がないので自分の机のほうに向かった
私はなれ合うつもりはない。一匹狼であっても気にするつもりはないのだから
友人を持つということはある意味では弱点を持つのと同等のことである
友人ができたとしても、犠牲にするわけにはいかない
私のために他の人を巻き込むわけにはいかないのだから仕方がない

「ねぇ、あなたの名前は水川カオリさんというのですよね?」

1人の女子が近づいてきた
私は誰なのか確認すると知らない女子だった

「名前を聞いてもいいですか?」

「私の名前は霧島マナと言います」

霧島マナ。私は神様の権限を使って彼女のことについて頭の中を覗いてみた
彼はサードインパクト前までは戦略自衛隊に所属していた
とある極秘計画に関与していたが、今は戦略自衛隊からは除隊になっていた
戦略自衛隊はすでに解体されている。国連軍に全面参加となっていた
国連では今は世界政府というものを立ち上げようとしていた
地球を1つの国家にしようというのだ。そのことで報道は盛んにおこなわれている

「何か私に用事かしら?」

私に何か用事がなければ接触などはしてこないだろう
私は別に興味などないのだから

「良かったら今日のお昼を一緒に食べませんか?」

朝からいきなりお昼の予約とは何を考えているのか
別に付き合っても構わないのだけど私は個人的には1人のほうがいいのでお断りをすることにした

「ごめんなさいね。私は1人のほうが好きだからごめんなさいね」

「そうですか。すみません。お邪魔をしてしまって」

「こちらこそ、せっかく招待してくれたのに」

良い返事をすることができなくてごめんねと伝えた
彼女が元戦略自衛隊の隊員というのが断った最大の理由だ
私を狙っているかもしれないからだ
どこにでもとんでもないことを考えているバカは存在していることはまた事実であるということである
だからこそ危険回避のために避ける道を選ぶことは当然のことである
私だって自分のことが大切なのだから。ここを戦場にさせるわけにはいかない
ようやく平穏な幸せを味わうことができるところまで来たのだから
迷惑なお邪魔はお断りしておきたい
そして話が終わると霧島マナさんは自分の席に戻っていった
それと同時に担任の先生である蒼崎先生が入ってきた
委員長の女子生徒が起立というと私たちは起立と礼をして着席をすると朝礼を始めた
蒼崎先生からはこれからの学校行事に関する内容について一通りの説明を受けた
それから高校受験についての注意事項についてなどの説明も受けることになった