私は第三新東京市警察のSWATと一緒にユウさんが来たのを見つけた
ユウさんはすぐに私が拘束されているイスに近づいてきて、拘束具を排除してくれた
「すみません。ユウさん。本当は私が「心配しないで。あとはルミナさんに任せて帰ろう」はい」
ユウさんはすぐに倉庫の外で待機している救急車に私を連れて行ってくれた
倉庫の外には10台以上のパトカーが待機していた
おまけに完全武装したSWATの人たちが見張りのために警戒していた
私とユウさんは救急車に乗り込むと救急隊員である女性が擦り傷に傷薬を塗ってくれた
「さすがはルミナさんだね。700mも離れているのに額のど真ん中。カオリちゃんにはちょっとショックだったかな?」
「予測はできていましたから。それにユウさんにはわかりますよね?」
私がわざと捕まるような行動をしたことだと聞くともちろんわかっていたよと
ユウさんならリスクがある行動であることはわかっていても、
今後の生活を考えた上で必要だったと理解はしてくれた
「でも今度からは動くときは教えてもらえるかな。僕の方でもすぐ動けるように事前用意をしておくから」
「今度からはユウさんとルミナさんに伝えます」
それでも今回こんなに大胆な行動をしてすみませんと謝罪をした
『僕』の無茶な行動の影響がかなり大きいことは承知している
でも、『私』は『チャンス』を逃すわけにはいかないことはわかってほしいですとユウさんに話した
「もちろんだよ。カオリちゃんを責めるつもりはないから。でも今度はしっかりと相談をしてね」
ユウさんやルミナさんには迷惑はかけたくないですからと返答しようとしたとき、
私はあわててユウさんを押し倒した。ユウさんがいた救急車の車内の場所に銃弾が入ってきた
私もさすがに救急車の車体を貫通する銃弾で撃たれそうになるとは思わなかった
ユウさんも同じであったように。あと少し私が押し倒さなければユウさんは確実に死んでいた
そんなことは耐えることなどできるはずがない。だから幸運だったと思ったが、問題は誰がそこまでしてきたか
『私』か『僕』か『ユウさん』なのかはわからない
もしこのまま放置すると極めて危険性が高いと言える
「この救急車は特別仕様なんだけど。貫通するとは」
ユウさんによるとこの救急車は特注で普通の銃弾なら貫通することがないはず
それなのに弾が車内まで貫通してきたということはただの銃弾ではない。
おそらく対物ライフルの可能性が極めて高いということを私は『知識』としては理解していた
でも実際にこんな風に攻撃されるとは、私もあまりのことの展開に驚いていた
「私を殺したいってことですか?」
ネルフが直轄しているこの街でそんなことをすればどうなるか
よほどの組織力がないとできるはずがない
まだゼーレの分派が存在することが疑われる
とにかく私たちは急いで第三新東京市の医療機関に行くことになった