私はルミナさんにからかわれてしまってとっても恥ずかしくなってしまった。
今は部屋のベッドで横になって閉じこもってからもう何時間経つだろう
ルミナさんは本当にからかって私で遊ぶのが上手である
私はユウさんとはまだ、というかそんなつもりはないのだけど
今は大切な同居人であり、パートナーとして仲良くこの家で住んでいきたい
ゼーレの連中に邪魔されるなんて嫌な話だけど私の行動で誰かが傷つくのは見たくない
となるとルミナさんの言うとおりにこの家で待機するしか道はない
きっとルミナさんならうまく事を進めてくれることはわかっている

「私って幸せには逃げられてばっかりだ」

どうして当たり前の人生が送れないのか
私が『神様』のような存在だからそうなのかもしれないと言われてしまうとそこまでの話になってしまう
でも私は今は人間としてのんびり幸せになれる道を探している
今はそれで良いのだから

「そういえばルミナさんってやっぱり」

私はあることを最近考えるようになっていた
ルミナさんがもしかしたら、かつてのエヴァ初号機の生まれ変わりなのではないかと
私が神様でもそこのあたりがわからないのだ
それに仮にそうだとしても今の私にはどうでもいい話である
なぜなら一緒に暮らしているなら私のことを温かく見守ってくれていると感じるからだ
ゆっくりとした私の人生を共に歩んでくれるかもしれない存在はかなり貴重である
私には寿命というのはおそらく存在しない
だからユウさんともいつかはお別れをしないといけない
でもルミナさんが私の想像通りなら、私と一緒に共に歩んでくれるかもしれない
そうであるなら少しは気持ちが落ち着いてくる
孤独の時間は絶えることができない。誰かと一緒に世界を見ながら暮らすこともいいかもしれない
この生まれ変わった世界を。
綺麗に生まれ変わったはずの世界をゆっくりと見ていきたいとも思っている

「幸せになる道はたくさんあるから」

幸せになる道はたくさんある。人が生きる道というのは数多くの分岐点が存在している
その分岐点でどの道を選ぶかを自らで選んで歩んでいく

「私の大人としての人生はまだまだ始まったばかりなんだから」

そう。私のこれからの将来の人生は私が決める
他人に強制された道を歩むつもりはない
自らが進路を決めて未来に向かって歩み続けていく
だからこそ、海岸の町から第三新東京市に移住をしてきたのだ
ここでしっかりと勉強をして私のこれからの生きる道を見つけていく

「お母さんとお父さんには本当に感謝しないと。ルミナさんやユウさんにも」

私のわがままに付き合ってくれている
本当ならこんな選択はするべきではなかったのかもしれない
でも今は私の人生は私が決めるものなのだ
他人に決められていたらそれは人生とは言えない
自らが決断して歩んでいくからこそ意味があるのだ