私は再び監察局の寮の自分の部屋で1人に戻ると再度勉強を再開した
今は何としても頑張って勉強をして自分の力で大学に合格したいのだ

「本当に苦労することばかり多いわね」

私は参考書を見ながら勉強を続けていると今度はルミナさんがコーヒーカップを持って入ってきた

「カオリ。少し内緒の話を良いかしら」

私は勉強を一時中断してルミナさんのほうに視線を向けると私の分のコーヒーカップも持っていた。
さっき、ユウさんからのコーヒーを飲んだばかりだが断るのも悪いと感じて、
コーヒーカップを受け取ると何か緊急の要件ですかと確認した

「本当に大学に入学するつもりなの?」

「私の将来は私の手で決めることなので。誰にも誘導させられたくないんです」

「教師になるのが夢なのよね?」

「はい。学校の先生になろうと思っているんです」

私の夢は教師である。
それも子供たちに明るい未来を見せてあげることを夢としている
これからいろいろと高い壁があることは間違いないけど
それでも頑張っていくことを目指さないと教師にはなることはできない

「苦労が多いわよ」

「決めたんです。教師はどこでもできることですから」

たとえ戦場でも教育は必要なことですと私はルミナさんに伝えた
戦場であっても子供たちは多く存在している。少年兵といった子供たちもいるのだ
私はできれば子供内は戦闘に関わってほしくないと考えている
戦闘に関わるのは大人であって軍人であってほしい。
子供が戦闘に巻き込まれることは避けてほしい

「私は自分で作ったかもしれないこの世界の行く末を見ていく義務があると思うんです」

「それはそうかもしれないけど、危険かもしれないわよ」

そう。世界の行く末はどんなことになるかは予測することはできない
かなり危険なことになっていることは予測はできる。
良い未来は予測することは難しくても、悪い未来を予測することは簡単にできる

「本当にあなたは無茶なことばかりをするわね。危険なことばかりあるのよ」

それでも私は危険な道を目指していくことを覚悟しているとルミナさんにはっきりと伝えた
絶対にもう道を変えることはしないとまではっきりと伝えた
私が決めたのだから。自らの決断で。だから必ず教師になって子供たちに楽しい未来を見せてあげたい
自ら将来の仕事を選べるということを見せる
昔の『僕』のように誰かに強制された人生を送らせるわけにはいかないのだ
そのためにも教師というのは極めて重要な役割を果たすことになる
誰かが行動しなければ何も動くことはないのだから

「私は道を変えるつもりはありませんよ。ルミナさん」

「わかったわ。あなたも本当に頑固者ね。でもある程度は見張りはつけるからそのつもりで」

「ルミナさんはどうするつもりですか?」

「私も彼と同じで警備員として大学に配置につくわ」

彼だけでは守れないところもあると思うから。それだけは譲れない一線よとルミナさんは言った
確かに男性だけでは守りきることはできないところはある
例えばトイレとかは特に男性では守ることはできない
女性トイレに男性が入るわけにはいかないのだから