本当に戦争が起きるかどうかの瀬戸際にいるかのように感じてしまう
俺はこの艦の艦長として守ることが求められる
攻撃されてきたならば専守防衛の権限を行使。
攻撃を仕掛けてきた艦船などに反撃。最悪の場合は撃沈もする
守るためには妥協することなど許されるはずがない
妥協をしてしまうとこちらが沈むだけである

「こんなに緊張した時間は嫌なものだな」

「はい。ですが今のところは危険分子はレーダーとソナーでも確認されていません」

艦長も少し休んでくださいとCICにいる管制官をしている精霊さんからの言葉に少し休んでくるよと回答した
おれはCICを出ると艦長室に戻った。とりあえずは安心はできる

「俺はまだまだ艦長としては未熟者だな」

戦闘になれば俺は極めて危険な選択をすることが求められる
甘い判断をすればこの艦を失うことになるのだから当然である

「艦長としては本当にまだまだだ。精霊さんたちの支援があるから何とかなっているが」

俺だけの判断ではまだまだ艦長としては未熟者であることは間違いない
それにこの艦を運用するには俺だけでは無理だ
艦に乗り込んでいる精霊さんたちが一緒にいるからこそ、この艦のスペックを最高性能で運用できる
もし精霊さんたちの協力がなければこの艦は今ごろ海底に沈んでいるだろう
みんなの協力があるから何とかなっている

「本当に感謝しないとな。精霊さんたちには」

俺はすぐに目を閉じて仮眠をとった。
今のところは平和であることはわかっている
何かあればこちらから迎撃攻撃が実行させることは任せている
それがないという事は平和の証である
3時間ほどの休息の時間を取り終わると俺はCICに向かった

「状況はどんな感じだ?」

「現在のところは問題ありません。敵対行動する艦船は確認されず」

ソナーでも潜水艦は確認されていないとのことであった
それは安心できる大きな材料である。潜水艦は面倒である
撃沈する可能性が高まる相手であるからだ
被害を最小限にするには情報収集と先手を打てば問題は最小限で済む

「今は状況監視を強化しろ」

CICにいる管制官をしてくれている精霊さんたちに通達する
その時魚雷がこちらに向かっていることを確認したと報告が来た
俺はすぐに衝突コースから避けるように指示をした
機関最大でまっすぐ来る魚雷の進行方向から逃げるコースに取った

「どこから発射してきた!?」

「現在も確認されていません。機関停止の状況で発射した可能性が高いです」

「ソナーは索敵を急げ。音を逃すな」

了解と返答するとソナー担当の精霊さんはヘッドフォンで潜水艦を見つけようとしていた
機関停止の状況にいるとなると簡単に見つかることはないだろう
それでも見つけるしかない。必要ならアクティヴソナーを打つことも覚悟している

「発射したのはどこの艦船だ?」