ライチ CIC

俺は今も再度攻撃がないか警戒している
それは管制官をしている精霊さんたちも同じである
いつ何が起きるかわからない。レーダーとソナーで常に周辺監視をしている
今はヘリも出しているので最大限の警戒態勢を敷いているのだ
もし攻撃をされそうであれば即座に反撃のために行動を起こさなければならない

「これ以上迷惑なことに会いたくないな」

その時、海上安全整備局の横須賀支局から通信が入ってきた
内容はシンプルは簡単で横須賀港に再度入港して情報共有のために会議をしたいとのことだ
情報共有というのは聞こえはいいがこちらに対するスパイ行為をするかもしれない
慎重な判断をしなければならないことは艦長である俺にもわかっている
この最新鋭艦であるライチを守るためにも必要なことである

「艦長。どうします?」

通信担当管制官の精霊さんの質問に乗組員全員に武装命令を出すことを通達した
全員に銃で武装させて警戒に当たらせる。
必要であればミサイルを撃ち込むことも容認するつもりで対応する
それくらいのことをしなければ危険が多すぎるからだ

「どうするべきか迷うところだな」

この艦の実力があればあらゆる海戦に対応することができる
しかしそれは海の上での話である。陸上との戦闘となると話は異なる
この艦の武器兵装は海戦向きになっているからだ
陸上向きの攻撃に使えるとなるとトマホークミサイルくらいになる

「艦長。こちらの手の内をすべてさらすことは危険です」

CICのリーダー役をしてくれている精霊さんの言うとおりだ
隠すべきところは隠しておく必要がある
完全に公開すれば状況によっては最悪の方向に進みかねない

「艦は横須賀港沖合で停泊させて俺とだれか一緒に行ってくれる者はいないか?」

艦長としてはまだまだ俺は素人だ。精霊さんの補佐があるからこそ今が成り立っているのだから
彼女の1人を護衛ということで連れていくことで安全性を確保することにした

「私が行きます」

アサルトライフルであるM-16を持った精霊さんがCICに入ってきた

「艦長も防弾ベストを着用してください」

俺は彼女から渡された防弾ベストを着用するとヘリに乗り込むために戻すことにした
今は哨戒作業を行っているヘリを戻して横須賀港に向かうことに

「それにしてもこんな状況になるとは想定外だな」

「この艦を守るために最善の策はブルーマーメイドやホワイトドルフィンなどとの連携です」

「それじゃ俺たちは後部甲板に向かう。ヘリで横須賀に向かう」

海上安全整備局横須賀支局にそう伝えてくれと俺は指示した
最悪のシナリオを想定して俺がいない間に攻撃を受けたら自衛権の発動を命じた